どういう弁護士がよい弁護士なのかというのは,色々な基準や価値観があるので何とも言えませんが,法律家としてある程度の法律知識や法的思考能力があれば,あとは弁護士になってからの勉強ややる気でカバーできるので,学生時代の成績や司法試験の成績はあまり新人弁護士の採用にあたって気にしない,というのが従来の雰囲気でした。
実際に,2,3年前まで,新人弁護士の採用の際に,司法試験の成績(従来の司法試験の成績は,法務省に開示請求手続をとらないと明らかにされませんでした)を見せろ,という事務所はほとんどありませんでした。
ところが,先日,ロースクールを出て新司法試験に合格した後輩と飲んだのですが,新司法試験では,合格通知に成績や順位も記載されており,新人弁護士の採用の際にも,大手法律事務所では,成績を見せるように言われ,悪ければ足きりもありうるとのことでした。
これまでは,先ほど述べた「法律家としてのある程度の法律知識や法的思考能力」は,合格率3%という難関の司法試験を通ってきたんだから大丈夫だろう,という感じだったのが,新司法試験になって合格率が30〜40%と一気に増えたので,それだけではある程度の能力があるかどうかわからない,ということなのかもしれません。
まあ,それでも,弁護士として大成するかどうかは,やる気や人脈の広さ,誠実さ,コミニケーション能力等,試験の成績では計れない部分が重要な気がするんですけれどもね。成績で足きりなんてされたら,筆者も就職に相当苦労したのかもしれないなあ









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