さて,この被疑者国選,今までの起訴されてからの被告人国選と,実際に弁護してみるとどこが違うのでしょうか?
まず,いきなり,今週の月曜日に立ち上がったばかりの「法テラス」から,電話がかかってきました。何のことかと思って電話に出ると,これまでいろいろお世話になっていた弁護士会の事務局の方から,被疑者国選が入ったことを告げられました。筆者の県では,国選弁護を熟知した事務員さんが法テラスにいて欲しいということで,弁護士会の事務局の方が法テラスに1人移られたのです。
さて,一応受けることになり,しばらく待っていると,事務所に事件の概要とか,「報告書」なるものが送られてきます。これまで,国選弁護の報酬は,裁判所が内部の基準で独断で決めていましたが,10月からは「法テラス」と弁護士との契約内容に報酬の基準が細かく決められています。報告書には,報酬を決めるため,接見回数が何回だとか,示談が成立したかどうかなど,いろいろと記載しなければならないスペースがあります。
そして,接見に行ってみました。まずは,突然頼んでもいない弁護士が来て,被疑者はちょっとびっくりです。しかも,通常,被疑者国選なら勾留された直後に,被告人国選なら起訴されてから弁護士がつきますが,制度が始まった今だけは,既に現在勾留されてしまっている人のうちで重大事件の人にも被疑者国選がつくのです。筆者が接見に行ったのは,既に勾留されてから10日以上経っており,被疑者からすればなぜ今頃になって?という感じなわけです。
というわけで,弁護内容自体としては,これまでの私選弁護と大差はないように思いますが,いろいろと細かい運用でこれまでとの違いを感じました。
突然制度が変わって,被疑者も困惑,弁護士も迷惑,な気がするのは,筆者だけなんですかねえ
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被疑者国選早速されたんですね。
>突然制度が変わって、被疑者も困惑、弁護士も迷惑
おっしゃる通りだと思います。私は大規模会なので、契約をしなくてもすみましたが、何もしないのも申し訳ないので、別の面から少しお手伝いをしています。現場はがんばっているようですが、対応するのはなかなか大変だという印象をもっています。
お久しぶりです(^_^)
筆者も契約するかどうか非常に迷ったんですけどね。基本的には法テラスは不要だと思っているので。
ただ,小規模単位会なので,やっぱり若手が頑張らなきゃなあという,一種の責任感で契約してしまいました(^_^;)