離婚や相続の話がまとまらず,裁判所に判断等を求める場合,原則として,まずは調停委員が間に入った家事調停が行われます。家事調停では,弁護士をつけずに,当事者本人だけが出頭するケースも多いのですが,その後審判や訴訟になることが予想されるケースなどの場合,調停の段階から弁護士をつけることもあります。
この調停,申立側と相手側は,交互に部屋に入って,調停委員の話を聞いてもらいますから,半分は待ち時間になります。特に,弁護士VS当事者本人のケースの場合,当事者本人側としてはなんとしても調停委員にしっかりと話を聞いてもらおうと考えて,話がながくなることが結構見受けられ,弁護士側は実際に話す時間が2割,待ち時間が8割,なんてこともたまにあります。さらに,通常の民事裁判であれば,1回の手続は15分とかで終わることが多いのですが,調停の場合,2時間〜3時間はザラで,長いときは4時間くらいかかることもあります。ですから,調停の期日が入ると,午前か午後のどちらかは完全に時間を空けておかないとだめなんですよね。
というわけで,家事調停事件は,弁護士にとってはとても待ち時間の長い案件です。しかも,依頼者と一緒に出頭することが多く,待ち時間は待合室で依頼者とずっと一緒に待っているわけです。
まあ,その間に,依頼者から色々と雑談で面白い話を聞けたりすることもありますし,悪いことばかりではないんですけれどもね
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