っていうか,無罪判決って,そんなにすごいんでしょうか?
日本では,刑事裁判のほとんどは有罪です。ちょっと古いですが,平成12年の地裁での無罪判決率は,0.046%。ですので,99.9%以上の確率で,有罪なわけです。簡単に言えば,2000件に1件くらいしか無罪判決はでないんですよね。実際に,司法修習生のときに,刑事の裁判官に「無罪判決を書いたことはありますか?」と聞いたところ,書いたことがないという裁判官も結構いました。
そういう現状を見ているので,事案としては検察側の証拠が不十分だなと思っても,いつも,「でもどうせ有罪になってしまうんだろうなあ」と思ってしまいがちです。現に,同期の弁護士の事件も,つい先日まで,弁護士本人すら,「無罪なんて無理だろうなあ」と言っていました。それくらい,無罪判決ってめずらしいし,無罪判決をとることは難しいことなんですよね。
もっとも,検察側は2週間以内に控訴をすることができるので,高裁でひっくりかえる可能性だってあるわけです。無罪判決をとったあと,2週間が経過するまで,被告人も,弁護士も,結構どきどきするんでしょうね
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