2007年12月10日

★法律家がよくするスポーツって?★

 司法試験に受かった人たち,なんて聞くと,みんなガリ勉で,スポーツなんかとは無縁だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも,意外とスポーツが得意な人や大好きな人たちが多いんです。
 では,法律家では,どのようなスポーツがはやっているのでしょうか?

 まず,若い世代,特に修習生のときは,サッカーやフットサルは人気ですね。筆者が修習生のときも,前期・後期修習の授業後にグラウンドでサッカーをやっている人が多かったですし,実務修習中も,フットサルがはやっていました。また,弁護士になってからも,若手・中堅を中心に,弁護士会のサッカー部があったり,世界大会(弁護士ワールドカップ)があったりします。
 また,最近のごく若い世代では少なくなってきましたが,テニスをする人の人数はベテランを中心に多いです。これは,昔は裁判所の敷地内にテニスコートがあったりして,裁判所の職員と修習生が一緒にやっていたことの名残でしょう。でも,2年くらい前から,全国的に裁判所のテニスコートが廃止になり,法律家のテニス人口も減った気がします。それでも,裁判官の間では,いまだに最もメジャーなスポーツかもしれません。
 あとは,特に地方の弁護士で根強く人気なのは,ゴルフでしょう。まだまだ,顧問先との接待といえば,ゴルフ,といった感じなのかもしれません。地方のベテランのボス弁などの場合,最近では少なくなっているとはいえ,平日の昼間にゴルフをしている方もいらっしゃるようですしね。

 それ以外にも,マラソン登山など,いろいろなスポーツを愛好していらっしゃる方がいます。スポーツ好きな受験生のみなさん,「法律家になったらスポーツなんてみんなしないのでは…」なんて心配は無用ですよスポーツ
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2007年10月01日

★離婚専用ローンは必要?★

 某銀行が,離婚の際に必要な資金融資する,離婚専用ローンを発表したとインターネット上のニュースに流れていました。さて,このような離婚専用ローン,果たしてどのような人が使うのでしょうか?

 離婚の慰謝料というのは,本来,必ず発生するものではありません。離婚の原因が一方にだけある場合に発生するものです。離婚の際には,お互い,『相手が100%悪い』と考えがちですが,確かにどちらかが一方的に悪いケースもあるものの,正確の不一致など,どちらかが一方的に悪いというわけではないケースも多いです。そんなときに,離婚調停等を経て,慰謝料は無しという解決も少なくありません。
 また,慰謝料が発生しそうなケースでも,実際に相手にお金がなければ,勝訴判決をもらったところでなかなか回収できません。そこで,やむなく,お互い譲歩して和解するケースもよくあります。
 ところが,今後は,このような離婚専用ローンが出てくると,慰謝料をもらえる側からすれば,「ローンを組んででも慰謝料を払いなさい」となってくるんでしょうね。ただ,ローンを組むことを相手に強制はできませんから,そういう意味では,慰謝料を払いたくない人がこのようなローンを使うのではなく,むしろ,慰謝料を支払ってでも早く離婚したい,という人が使うことになるのかもしれませんね。

 扶養されていた配偶者の側からすれば,離婚に至るまでの,別居を始めるための費用だったり,仕事を探したりするまでの間の資金を工面するのが結構大変だったりします。慰謝料よりも,このような,新たな生活再建のための資金の貸し付けの方が重要かもしれませんね銀行
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑談

2007年06月29日

★全く違う仕事をしている法律家仲間★

 筆者が司法修習生のときに仲がよかった,筆者と同じ修習のクラスのメンバーと,7月の3連休に沖縄に潜りに行くことになりました。修習が終わる際にも,同じメンバーで,グアムに潜りに行ったんですが,あれから3年,法律家の卵達はどんなヒヨコになっているんでしょうか?

 みんな歳はほぼ同じなんですが,筆者は地方で町弁,一人は外国法事務共同事務所で弁護士,一人は都心の法律事務所で企業法務,もう一人は中核都市の裁判所支部で刑事裁判官をしています。皆研修所の同じクラスで同じ授業を受けて法律実務家になったわけですが,やっている仕事はたぶん全く違います。筆者は毎日のように裁判所で法廷がありますが,おそらく外国法事務共同事務所や企業法務の事務所ではそのようなことはないでしょう。他方で,筆者は,弁護士になってから刑事の接見以外で英語に遭遇する場面がありませんが,外国法事務所の場合,本部がアメリカにありますから,もちろん英語は必須です。
 法律家,特に弁護士って,自分がやっている仕事にどっぷりと浸かってしまうので,視野が狭くなりがちな気がします。こういう,同じ弁護士でありながら,全く違う仕事をしている友人らの話を聞く機会って,ほとんどないので,今からとても楽しみなんですよね。

 ちなみに,予約等については全てメールでやりとりしていたのですが,友人らが,夜中の12時とか,3時とかに職場からメールをしてきていたのでびっくりしました。みんな,めちゃめちゃ忙しいんでしょうね。たぶん,筆者が一番早く帰れているんだろうなあ…眠い(睡眠)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談

2007年03月19日

★警察って実はすごく身勝手?★

 犯罪の被害者にあって,困ったとき,最も市民の頼りになるのは警察ですよね? でも,弁護士をしていると,警察ってほんと身勝手だなあと思うことがよくあります。警察って,実は事件にするかしないかを選んでいるって知ってますか?

 もっともよく遭遇するケースが,夫婦間の暴力等です。よほど,救急車や110番沙汰になれば別ですが,ちょっとやそっと殴られたりしただけでは,いくら警察に被害届を出そうとしても,「そんなの,夫婦間のもめ事なんだから。警察は民事不介入ですよ」と言われ,受け取ってもらえないことがよくあるようです。
 また,知り合いから金を借りたところ,代理人となのる怖い男が出てきて,電話口に脅してくるなどのケースも,立派な恐喝ですが,「民事だから弁護士さんに頼みなさい」と言われることが多いです。さらには,親族同士で経営している中小企業などで,経営者の一人が会社の財産を勝手に着服していたケースなどでは,本来ならば立派な業務上横領のケースでも,「お金の管理をしっかりしていなかったあなたが悪い」などと言われてしまうことすらあります。
 結局のところ,事件として被害届を受理するかどうかは,警察の窓口次第,ということがよくあります。暴力団が絡んでいたり,不特定多数を狙った空き巣やスリの場合,警察は比較的よく動いてくれるのですが,個人的な関係間でのもめ事(先ほど挙げた親族間の横領や,夫婦間の暴行など)は,結局警察が動くことによって個人的な利益を擁護することになる,という考えがあるためか,れっきとした刑事事件でも,動いてくれないことがよくあるんですよね。

 というわけで,警察に行けば必ず被害を受理してくれると考えていると,痛い目に遭うことがあります。ただ,警察の窓口の方によって,かなり差があるようなので,一度ダメでも,日を変えて,又は別の警察署に行けば,受理してもらえることもあるのかもしれませんねモバQ
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 10:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑談

2007年01月25日

★裁判映画と現実はそう違わない?★

 先週末,周防正之監督の映画,「それでもボクはやってない」を見に行ってきました。筆者は,基本的に,裁判関係の映画をプライベートで見るのは好きではありません。素直に楽しむことができず,変なところにツッコミを入れてしまったりしちゃうからです。でも,今回は,弁護士会の模擬裁判の際に,他の弁護士さんや裁判官の方から,「見に行ったらいいよ」と言われたので,ちょっと見にいってきました。
 さて,町弁である筆者から見て,「それでもボクはやっていない」は,どうだったのでしょうか?

※以下ネタバレ注意※
 確かに,さすが周防監督が数年にもわたって研究されただけあって,とてもリアルなストーリーに再現されていました。裁判官も弁護士も検事も何人か出てきますが,皆,「ああ,こういう人いるよなあ」という感じで,全くフィクションの映画だという違和感はありませんでした。
 でも,リアルで脚色がなさ過ぎて,映画としての面白味的には,???という感じがしたんですよね。まあ,『裁判の真実を暴く!』って感じのドキュメンタリーとしてはとてもよくできていると思います。ただ,作られた小説的な感動を求めている人とか,フジテレビでよく宣伝しているから見に来てみた,って感じの人からすれば,何のオチもなく,また,ここが見所!って感じの起伏があまりないので,つまらなく思えるかもしれません。ほんと,普通裁判ドラマとかって,弁護人は弁護人らしく,裁判官は裁判官らしく,少し大げさに脚色していることが多いのに,それが全くなく,現実の裁判を傍聴しているかのようでした。ま,たぶんそれがあの映画のすごさなんですけれどもね。

 結論から言えば,あの映画をみて,裁判のイメージをつかんで,一度法廷に傍聴に来てください,って感じでしょうか。筆者も,ぜひ役所さん演じるような,かっちょいいベテラン弁護士になっていきたいなあと思いますね映画
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑談

2007年01月04日

★あけましておめでとうございます★

 新年明けましておめでとうございます。昨年当ブログをごらんになってくださったみなさん,今年もよろしくお願い致します。

 このお正月は,年末から年始にかけて,沖縄の久米島にダイビングに行ってきました。筆者はスノボもしますが,スノボの場合,元々の知り合いと行ったり,妻と2人で行ったりなので,新たな知り合いが増えることはありません。でも,ダイビングの場合,初めて会う方々とチームを組んで潜るので,新たに知り合いを増やすことができます。特に,今回お世話になったダイビングショップでは,潜った後,夜に久米仙(泡盛)を飲みながら,一緒に潜ったメンバーで宴会兼ログ付けをするので,みんなかなり仲良くなりました。ひょんなところから,お医者さんの知り合いができたり,お花屋さんの知り合いができたり… 仕事の付き合いがらみではなく,純粋に趣味でつながる友達が増える機会ってなかなかないので,楽しいものですね。

 今年も,仕事も趣味もしっかり両立させて,充実した1年にしていきたいと思います。ブログもそれなりに更新させていきますので,どうぞごらんになってくださいねわーい(嬉しい顔)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談

2006年10月30日

★高校3年生は大変?★

 高校で必修の授業を実は履修していない高校があるということで,新聞を騒がせています。みなさんは,必ず補修をきっちり受けさせた方がよいと思いますか? それとも,レポートとかの代替措置で済ませればよいと思いますか?

 先日,高校生に対する消費者問題の講演を依頼され,高校3年生400名に対して講演をしてきました。6時間目の授業の代わりでしたから,ただでさえみんなそれまでの授業で疲れていますし,高3と言ったら受験直前期。テストになんて全然関係ない消費者講義は,なかなか集中して聞いてくれる人が少なかったです。ま,6時間目が終わった後も塾とかあるでしょうし,当然と言えば当然なのかもしれません。

 高校3年生のこういう現状を目の当たりにすると,今さら世界史の授業が必修だったからといって,無理矢理授業を詰め込んでも,受験に出ないのなら,やっぱりみんな授業に集中せず,隠れて自習をしたりとか,寝たりとかしてしまうんじゃないかなあと思ってしまうんですよね。いずれにせよ,授業をうけていないことについては生徒に責任はないわけで,しっかりと学校側が対策を考えなきゃだめなんでしょうね眼鏡
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑談

2006年04月03日

★ありがとございます★

 いつもブログを覗いてくださって、ありがとうございます♪

 今年度より、平日毎日更新ではなく、不定期の更新とさせていただきます。これからも、細く長くぼちぼちとやっていきますので、暇なときに覗きに来てくださいねわーい(嬉しい顔)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 07:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑談

2006年03月29日

★ところ変われば仕事も変わる★

 4月からの人事異動に伴い,役職が一つ上にあがったり,職階が1階級あがるといった人もいるのではないでしょうか? 弁護士にはないものの,裁判官,検察官にも4月を境に役職等があがる人もいます。

 筆者の親友の検事は,4月から地方の県の田舎の支部に異動することになりました。その地検支部には,正検事(司法試験に合格して検事になった人)が支部長検事と彼しかいません。ですから,正検事の中で最も下っ端であるにもかかわらず,地検支部の中ではNO2の地位になるわけです。支部長検事が出張でいないときなどは,自分よりかなり年上の副検事の決裁官をしなければなりません。また,たとえば市のイベントなどで,式典やテープカットに支部長検事が出席できない際には,彼が支部長代理で出席することにもなるそうです。今までは都会の大規模庁で,たくさんの先輩,同期がいたわけですから,今後はきっと今までとは違った苦労,やりがいがあるんでしょうね。人事異動って,単に場所が変わるだけではなく,そういった仕事の環境,立場も大きく変わりますよね。そこは弁護士にはないところで,ちょっと羨ましかったりしちゃいますね。

 その検事とはかなり遠くに離れてしまうので,この前の日曜日には2人でわざわざ新幹線に乗って名古屋までお馬さんの運動会を応援しに行きました。案の定,運動会でお金を使い果たし,結局最後は安いやきとり屋で締めることになっちゃいましたけどねがく〜(落胆した顔)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談

2006年03月16日

★検察庁の証拠品保管庫って?★

 検察庁の中には、刑事事件の証拠品を保管してある部屋があります。筆者は修習生のとき、検察修習中に1度だけ中に入れてもらったことがあるんですが、どんなものが入れてあるか想像できますか?

 想像しやすいものとしては、凶器ですね。つまり、血のついた包丁とか、拳銃とか、折れ曲がった金属バットとかがあります。また、覚醒剤とか大麻といった薬物も大量に保管されていたりします。珍しいところでは、覚醒剤の犯人のおしっことか、変死体から採取された血液とか、そんなものまで入っています。一つ一つが、大きな事件に絡んでいるのかなあと思うと、すごく部屋の中では緊張しましたよ。

 ちなみに、弁護士だって、民事事件等で重要な証拠品(書類などが多いですが)を預かることはよくあります。丈夫な金庫を設置したり、セコムをつけたりなどといったことも、弁護士事務所では必要なことですね。経費がかかってしまうのが痛いところですけどね猫
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑談

2006年02月09日

★法律家の出世競争★

 大企業の社員で同期生が何人もいる場合,入社して数年たてばだんだん地位や給料に差が出てきますし,出世競争がなされる場合もあるでしょう。
 弁護士(特に地方の弁護士)の場合,組織とはあまり無縁なので,出世競争というのは今のところほとんどありません。では,組織である,裁判官や検察官の場合,出世競争というのはあるのでしょうか?

 誤解を恐れずにいうと,裁判官も,検察官も,一般的にエリートと呼ばれることが多いコースは存在します。裁判官の場合,東京大阪などの大規模都市からスタートし,若いうちに海外留学,地方の裁判所も経験後,最高裁や法務省の事務方を経て,その後地裁の部長や高裁判事を歴任後,最終的には地裁所長→高裁所長→最高裁判事となるコースです。検察官でいうと,初めは他の同期と同じく大規模庁と小規模庁で研修を積んだあと,海外留学や法務省の役人を経て,東京地検特捜部に配属され,その後地検の次席や大規模庁の刑事部長等を歴任後,検事正→検事長→次長検事や検事総長,などというコースです。確かに,修習生のころは,こういう裁判官や検事になりたいとあこがれる人も少なからず存在します。
 ただ,実際のところ,このようなコースが「エリートっぽい」と言われているだけで,全く異なる経歴でも大裁判官,名検事になった人もたくさんいます。それに何より,こういうコースをたどることが,仕事のやりがいに直結するとは限りません。特捜部で政治家を捕まえるよりも,地方で窃盗を繰り返す被疑者の調べをする方が,やりがいを感じる検事も当然いるでしょう。地裁所長室でマスコミ対応をしているよりも,定年まで法廷で当事者の話を聞いていたいという裁判官もいるでしょう。ですから,これから裁判官や検察官になろうとする人は,あまりエリートとか出世競争とかそういうことは意識せず,自分のやりたい道をすすむことが重要なんじゃないかなあと思いますね。

 筆者は縁が遠くてよくわかりませんが,弁護士が100人以上いるような大規模事務所の場合,同期の間でのエリートコースとか,出世の差とかいったものが,ひょっとしたらあってもおかしくないのかもしれませんね目
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 07:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談

2005年12月19日

★法律家の年賀状★

 この時期になると,年賀状書きに苦労する人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? 最近では,会社内同士での年賀状は自粛する,という取り決めをしている会社もあると聞きます。
さて,弁護士って,誰に対して年賀状を書くものなのでしょうか?

 弁護士も人それぞれですから,出す相手はもちろん様々でしょう。でも,一般の町弁の法律事務所の場合,顧問先や,付き合いのある同業種,関連業種のところには,事務所から年賀状を出すことがほとんどだと思います。悩むのは,一般の依頼者全員に年賀状を出すのかどうかでしょうね。特に,破産の依頼者などの場合,破産したことを思い出したくないでしょうし,そもそも弁護士に相談をしていること自体を家族に隠していることもあるので,うかつに出すわけにも行きませんしね。

 ちなみに,同期の友人に年賀状を出す際に,弁護士の友人の場合,引っ越しは少ないので楽なんですが,裁判官や検察官は,ころころ住所が変わるので,大変なんですよ〜たらーっ(汗)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:20| Comment(6) | TrackBack(1) | 雑談

2005年11月22日

★被告人の年末年始★

 犯罪をしたことについては認めている刑事裁判の場合,通常起訴されてから1か月から2か月くらいで第1回の裁判があり,そこで全ての審理が終わり,1週間後くらいに判決がでます。さて,起訴されて裁判までの間に,拘置所でお正月を迎える被告人もいるわけですが,やはりそれだけは避けたいものなのでしょうか?

 当然だとは思いますが,お正月を拘置所で迎えると,気持ちよく新年を迎えられないという人が多いんでしょうね。11月ころに接見に行くと,「年内に出れますか」とか,「年内に出れないなら,保釈をして欲しい」とか言う被告人が結構いたりします。実際のところ,筆者の県の拘置所はものすごく寒いので,冬を拘置所内で過ごしたくないというのが一番の理由のような気もします。

 ちなみに,刑務所によっては,お正月だけは普段の弁当とは違うおせち料理が出たり,お雑煮が出たりするところもあるそうです。でも,やっぱりおせちやお雑煮は,自分の家に帰って食べたいでしょうねいい気分(温泉)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:34| Comment(4) | TrackBack(1) | 雑談

2005年09月28日

★事件の受任数★

 今日はいつもと違って自分自身の悩みの話を。

 筆者は周りの同期に比べ,法律相談に行った際に事件を受任してくる件数が少ないんです。ですから,法律相談に行く回数は周りの同期の弁護士と同じなのに,自分でとってきた事件は少ないんです。 もちろん1年目でまだ経験が浅いので,頼りないという面はあると思います。でも,元営業マンだけあって弁護士の中ではわりと愛想が良い方だと思いますし,なんでかな〜と思っていたので,先日ちょっとうちのボスに相談してみました。
 すると,
「自信がないんだよ。だから,怖くなって,臆病になっているんだよ」
と言われました。
 確かにそのとおりなんですよ。弁護士のところに相談にくる人の中には,暴力団の関係者だったり,違法すれすれのことをしている地上げ屋だったり,キレるとなだめるのが大変な癖のある人もたくさんいます。周りの同期の弁護士の中には,相談の際に相手を見抜けず,簡単に事件を受任してしまったものの,後でやっかいな依頼者と関係がうまくいかず苦労するというケースが結構あります。そんななかで筆者は,ちょっと臆病になりすぎて,「この人は一癖ありそうだな」と思うと,相談の際もあまり受任はしたくないオーラを出してしまうんですよね。実際に,筆者が受任してきた件数は少ないものの,依頼者の方々はほんと友人にしたいようないい人が多いんです。知らず知らずのうちに,そういう親しみのもてる相談者ばかりを選んで受任してしまったんですね。

 でも,若いうちにちょっと癖のある人たちとも接していかないと,そういう人たちへの接し方が身につきませんし,自分自身の成長にもつながらないんだろうなあと思うんですよね。もうちょっと自信をもって,いろいろな方の事件も受けていこうと考えた,今日この頃でした眼鏡
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 12:57| Comment(10) | TrackBack(13) | 雑談

2005年09月13日

★クール・ビズの終わり方★

 だんだん朝晩は涼しくなってきましたが,昼間はまだ暑い日もありますね。さて,今年かなり広まったクール・ビズですが,いったいいつ終わればよいのでしょうか?

 そもそもクール・ビズって,暑い間は冷房を弱くして,その代わりに涼しい服装をしようというものなので,涼しくなったら自然に終わるはずです。でも,先日公務員の方々と飲んだときに,「いったいいつまでクール・ビズでいいんだろう? ×月×日で終わるよう,通達が来るんじゃないか」という話がありました。確かに,ふだん接客をしない職業の人からすれば,秋になっても私服のままで構わないわけで,いつスーツネクタイに戻すのか悩むのかもしれませんね。小泉首相がネクタイをつけるころには,クール・ビズも終わるのかもしれませんね。

 ちなみに,弁護士の場合は服装は自分自身で決めることなので,そろそろネクタイをつけ始めた人とか,まだクール・ビズの人とかバラバラです。でも,今年は秋になってもネクタイをつけない弁護士が増えているかもしれませんねブティック
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:17| Comment(81) | TrackBack(12) | 雑談

2005年08月24日

★クール・ビズの弊害?★

 今年,政府が推奨したクール・ビズですが,街中を見ていると,かけ声だけに終わらず,ある程度は浸透し始めかけているのかなと感じます。筆者は営業マン時代の癖がなかなか抜けず,ネクタイを事務所外ではずすことはなかなかしませんが,裁判の法廷以外では上着は着ないことが多くなりました。周りの町弁の間でも,今年はずいぶんノーネクタイが増えたように思います。
 さて,このクール・ビズ,涼しいのはいいのですが,弁護士にとって何か弊害はあったのでしょうか?

 一番の弊害は,弁護士バッジがつけられないことでしょう。普段バッジを付ける場合には,スーツの上着ですので,上着を着ていないと忘れてしまうことが多いのです。警察の接見に行くと,弁護士であることを証明しないと接見させてもらえないことがたまにありますが,正直なところ,バッジがないと証明しようがないのです。名刺を見せてなんとか無事済ませたこともありますが,名刺を切らしていたりしたら結構ピンチなんです。
 あと,これは筆者だけかもしれませんが,上着を着ていたときは,内側の胸ポケットにペンや名刺入れを入れたり,他のポケットに手帳を入れたりしていたので,上着がないとそれらを鞄にいれて持ち歩かないといけないのは大変不便なんです。弁護士(特に町弁)って,法廷とか打合せとか×月×日の×時ときっちり決まっている予定が次々と入るので,手帳は必須で,大きなA4サイズの手帳を持っている人が多いです。でも,筆者は,相手の話をとっさにメモったり,相手が「この日の都合はどうですか?」と聞かれたときにさっと予定がわかるよう,小さいサイズの手帳を内ポケットに入れていたんですが,それができないのは結構辛いんですよ〜。シャツの胸ポケットにペンを引っかけるのは個人的にあまり好きじゃないし。

 ということで,徐々に浸透しはじめたクール・ビズですが,若干弊害もあるんですね。そのうち,クール・ビズ用の弁護士バッジ(カフスボタン型とか?!)が出るかもしれませんね目
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 07:56| Comment(10) | TrackBack(14) | 雑談

2005年07月19日

★裁判所の福利厚生施設★

 筆者の県の裁判所のテニスコートが,使用禁止になってしまいました。筆者も修習時代から裁判所のテニス部に参加させてもらって休日に裁判所のコートでテニスをしていただけに,すごく残念です。

 このテニスコートの使用禁止の理由ですが,どうやら近隣の県で市民から「こんな街中に職員専用のテニスコートを作るなんて,贅沢だ。税金の無駄遣いだ。」という批判があったので,周りの県の裁判所もテニスコートを使用禁止にしたようです。でも,筆者の県の裁判所の総務は,テニスコートの跡地をどのように使うかは,まだ決まっていないと言っています。今後の使い道が決まっているのならともかく,決まっていないのにとりあえず使用禁止にすると,もっと無駄なので,せめて今後の使用方法が決まるまでは,職員の福利厚生施設として残しておいてもよい気はするのですが… 

 一般企業なら何も言われないことでも,国民の税金をつかっているだけあって,公務員に対する風当たりは厳しいですねたらーっ(汗)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:23| Comment(5) | TrackBack(18) | 雑談

2005年06月21日

★法律家の冷房事情★

 暑い季節になってきましたね。電車やデパートではもう冷房が入っている日がありますが,法律家の職場ではどうなのでしょうか?

 裁判所,検察庁については,筆者が全てをみたわけではないのですが,筆者の修習地の裁判所では,冷房は部屋ごとにつけたり消したりできず,全て中央で操作されるので,まずそもそもつきはじめる時期が比較的遅かった気がします。また,どんなに真夏で暑くても,5時半で冷房が切れてしまうので,そのあとは蒸し風呂状態の裁判官室でみなさん仕事をされていました。ホントはだめなのかもしれませんが,卓上にミニ扇風機を置いて使っている人も結構いました。他方で,昼間はちょっと冷房が効きすぎで,法廷でずーっと傍聴しているとすごく寒かったのを覚えています。検察庁も同様に,中央で操作される形式の冷暖房でした。

 他方,弁護士(町弁)はと言えば,通常は一応好き勝手に冷暖房はつけれます。もちろん,ボスの意向や,テナントビルの関係もあるでしょうけれども。筆者の事務所の場合,一軒家のような形で,筆者と同期の弁護士は2階の部屋にいるので,2人で勝手に2階の冷房をつけたり消したりしています。そういう意味では,冷房の環境については,とても快適ですね。

 裁判所や検察庁は,国家公務員である以上,そういう制約はやむを得ないでしょうね。逆に言えば,弁護士事務所の場合,冷房の電気代もボスが自分で支払わなければならないわけですから,負担は結構あるわけです。
 ボスが電気代でびっくりしないよう,冷房は控えめにしようかなモバQ
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 08:24| Comment(6) | TrackBack(19) | 雑談

2005年06月17日

★なぜ名前を出さないの?★

 元サラリーマンとして,弁護士になって感じたことを思いつくままに書いてみようと気軽な気持ちではじめたこのブログも,予想外にたくさんの人に見てもらえるようになりました。筆者としては嬉しい限りです。ありがとうございます(^_^)
 さて,弁護士の中には自分の名前等を明かしてブログをする人が多い中,なぜ筆者は特定を避けているのでしょうか?

 一般市民が弁護士を捜そうとした場合,知り合いにいなければ,最近ならやはりインターネットで捜すという人が多いと思います。実際に,筆者の県の弁護士会のホームページを見て,筆者の事務所に電話を架けてくる人も最近は結構多いです。そういう意味では,筆者が名前を公開すれば,それを見て相談に来るお客様も少なからずいるとは思います。
 でも,筆者は普段依頼者と接していて何気なく思ったことや,実際の裁判で感じたことを気ままに綴っています。当事者のプライバシーを配慮して,今係属中の事件に関することは絶対に書かないようにしていますし,筆者自身が体験した事件のことについては必ず少し手を加えて抽象化してはいます。でも,筆者が誰にでもわかるように名前を公表した上で,「こんな被告人もいるんですよ〜(^_^)」なんて書くと,必ずと言っていいほど,『自分のことをホームページでさらし者にされた』と感じる人がいるのではないかと思ってしまうのです。大都会なら,弁護士も依頼者もたくさんいますし,そもそも隣に住んでいる人の顔をしらないとかそういうこともあるので,ちょっとやそっとありそうな事件を書いたところで問題にはならないでしょう。でも,筆者の県は非常に小さいですし,筆者の事務所が支店を出しているゼロワン地域なんて,裁判所に1か月の間に訴えられるワ号事件(一般の民事事件のこと)が5件しかないというようなところなので,自分が依頼している弁護士が実名で日々の感想をブログにしているとなれば,どうしても神経質になってしまう面があると思うのです。
 筆者はできる限り日々の業務から感じたことを書いていきたいので,その代わり特定されるような事項は避けているんですね。

 ま,筆者のプロフィールを見れば,筆者を知っている友人らには,すぐにバレてしまうんですけどねたらーっ(汗)
ニックネーム 町弁(,まちべん) at 10:05| Comment(8) | TrackBack(11) | 雑談